カテゴリー「~不気味」の26件の記事

2008年3月10日 (月曜日)

【映画評】ブラック・ダリア

女優の卵惨殺事件の真相を追う刑事たちを描いたクライム・サスペンス。

【満足度:★☆】(鑑賞日:2006/10/26)

 1947年のL.A.、空き地で胴体を切断された女性の惨殺死体が発見される。
 映画女優を目指していた彼女は「ブラック・ダリア」と呼ばれるようになり、やがて事件を調べる刑事たちをも魅了してゆく…。

 監督は名匠ブライアン・デ・パルマ。
 原作は実際にロサンゼルスで起こった事件をモチーフにしたジェイムズ・エルロイの小説。

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2008年3月 5日 (水曜日)

【映画評】チーム・バチスタの栄光

竹内結子と阿部寛が連続する手術中の死の謎を追う医療サスペンス。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2008/02/19)

 手術中の連続死は成功率相応の単純な失敗なのか、それとも故意の連続殺人なのか、という、医療現場を舞台とした推理サスペンス。

 殺人の可能性を疑われる現場が手術室内という題材に惹かれて観たが、あまりサスペンス的な緊張感のないゆるい作品だった。まあ、最近キャラができあがりすぎてマンネリ気味の竹内結子と阿部寛が主役という時点で予想できたことだが、この題材はもっと硬派な本格サスペンスとして楽しみたかった。

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2008年3月 2日 (日曜日)

【映画評】スネーク・フライト

ヘビの大群がジャンボ・ジェット機をハイジャック!

【満足度:★★★★☆】(鑑賞日:2006/10/22)

 お話は突っ込みどころ満載のB級だが、エンターテイメント映画としてはなかなかの傑作。

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2008年1月11日 (金曜日)

【映画評】記憶の棘

愛する人が生まれ変わったらそれを信じられますか?っていうニコール・キッドマン主演のミステリー。

【満足度:★★☆】(鑑賞日:2006/10/03)

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2007年11月13日 (火曜日)

【映画評】オトシモノ

沢尻エリカ主演でオトシモノを巡って繰り広げられるホラー映画。

【満足度:★★☆】(鑑賞日:2006/09/30)

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【映画評】LOFT ロフト

ミイラを巡るどこか可笑しいラブロマンスホラー。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2006/09/10)

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2007年11月12日 (月曜日)

【映画評】グエムル -漢江の怪物-

丁寧な作りに好感の持てる韓国産怪獣映画。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2006/09/07)

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2007年11月 9日 (金曜日)

【映画評】DEATH NOTE デスノート 前編

名前を書けばその人間が死ぬという“デスノート”を巡る天才vs.天才の頭脳戦。

【満足度:★★】(鑑賞日:2006/09/02)

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2006年12月 3日 (日曜日)

【映画評】暗いところで待ち合わせ

盲目の女性と殺人事件の容疑者との奇妙な共同生活を描いた心温まるサスペンス。

【満足度:★★★★☆】(鑑賞日:2006年12月1日)

 盲目の女性・ミチル(田中麗奈)は優しい父親(岸辺一徳)と親子二人暮らし。二人の住む家の窓からは小さな駅のホームが見えた。
 ホームには、毎日のようにミチルの姿を見つめる青年・アキヒロ(チェン・ボーリン)の姿があった。
 ある日、ミチルの父親は病気で急逝。ミチルはこの家に一人で暮らすことになる。
 それからまたある日、アキヒロが彼女に気づかれないように、この家に忍び込む。彼は目の前の駅で起こった殺人事件の容疑者として追われていたのだ。
 目の見えないミチルは、息を潜めるアキヒロの存在に気づかぬまま、二人の奇妙な共同生活が始まる…。

 乙一のベストセラー小説を映画化した心温まるサスペンス映画。

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2005年11月 6日 (日曜日)

【映画評】蝋人形の館

蝋人形館のある小さな町で繰り広げられる惨劇。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2005年11月1日)

 カーリー(エリシャ・カスバート)と親友のペイジ(パリス・ヒルトン)、彼女らの恋人・ウェイト(ジャレッド・パダレッキ)とブレイク(ロバート・リチャード)、そしてカーリーの双子の兄・ニック(チャド・マイケル・マーレイ)とその親友・ドールトン(ジョン・エイブラハムズ)の6人は2台の車に分乗し、フットボール観戦のためのドライブ旅行に旅立つ。
 その夜、町外れのキャンプ場で一泊することになったのだが…。

 ろくに予備知識なく観たんで、ポスターの神秘的なイメージから勝手にミステリアスなサスペンス調映画と思い込んで観たらとんでもない。本格的なスラッシャー・ホラーで仰天してしまった。宣伝部の策略にまんまとはめられましたわ。
 R-15指定だったんで、ちょっとエッチぽいのかとも期待(!?)してたんだけど、そういう意味じゃなくて、子供に見せられないくらい残虐だってこと。この手の作品がだめな人は絶対観ないほうがいいですよ、これは。
 逆に言うと、この手の殺戮系ホラー映画が好きな人にはお勧めの一本。

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2005年11月 5日 (土曜日)

【映画評】ブラザーズ・グリム

グリム童話の世界を大胆にアレンジしたファンタジー映画。

【満足度:★★】(鑑賞日:2005年11月4日)

 時は19世紀、フランス占領下のドイツ。
 グリム兄弟(マット・デイモン、ヒース・レジャー)は各地を回り、魔物退治で生計を立てていた。でもそれはまったくの嘘っぱち。彼らは行く先々で言葉巧みに人々を騙し、インチキ悪魔祓いでお金を騙し取っていたのだ。
 しかし、そんな彼らの悪行もついにはバレて…。

 『未来世紀ブラジル』、『12モンキーズ』などで知られる鬼才テリー・ギリアム監督の7年ぶりの新作。
 誰もが一度は読んだことのあるグリム童話を随所に織り交ぜながら描かれる本格ファンタジー作品。

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2005年7月 2日 (土曜日)

【映画評】樹の海 Jyukai

自殺の名所として名高い青木ヶ原樹海を舞台に、真っ向から生と死について描いた佳作。

【満足度:★★★★☆】(鑑賞日:2005年6月30日)

 epsode1/公金横領に手を染め、挙句の果てに組織に“殺され”て、樹海に捨てられた男・朝倉正彦(萩原聖人)は、樹海をさまよううち、自殺しようとここに来た中年男・田中哲治(田村泰二郎)と遭遇する。
 epsode2/悪徳金融屋のタツヤ(池内博之)は、夜逃げした顧客・北村今日子(小嶺麗奈)からの電話に導かれ、樹海に足を踏み入れる。
 epsode3/探偵・三枝清(塩見三省)から呼び出された平凡なサラリーマン・山田敏男(津田寛治)は、新橋の酒場で一枚の写真を見せられる。その写真には、山田の横に若い女性(小山田サユリ)が微笑んで写っていた。山田には見覚えがないその女性・横山真佐子は、樹海で自殺したのだという。
 epsode4/駅の売店で働いていた手島映子(井川遥)は、樹海で一本のネクタイを木の枝に結んで首を吊ろうとするが…。

 微妙に絡み合いながら四つのエピソードが語られるオムニバス作品。
 常に薄暗い青木ヶ原樹海を舞台としていろいろな形で自殺を描く。“負の群像劇”ともいうべきエピソードの中から、ほのかに浮かび上がってくる生への賛歌が感動的な力作。
 監督はこれがデビュー作となる瀧本智行監督。脚本はプロデューサーも兼任する青島武と瀧本監督との共同執筆。
 断っておくと、筆者もこの作品の製作に関わってます。だからといって批評はマイペースのいつも通り。ちゃんとお金払って観てきましたし。(笑)

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2004年12月25日 (土曜日)

【映画評】スイミング・プール

避暑地のプールを舞台に繰り広げられる幻惑的な女のミステリー。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2004年6月29日)

 スランプに陥っていた人気女流ミステリー作家のサラ(シャーロット・ランプリング)は、出版社社長ジョン(チャールズ・ダンス)の薦めで彼の所有するプール付きの別荘へ単身訪れる。
 あとから来ることになっていたジョンが一向に現れないことを訝しがるサラだったが、美しい自然に囲まれたその別荘での生活は順調に彼女の創作意欲を取り戻させていった。
 しかしそこにジョンの娘・ジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)が現れる。夜な夜な別荘に男を連れ込むジュリーにいらだちを覚えるサラだったが…。

 フランソワ・オゾン監督の作品は初見だったのだが、いいね、この語り口。
 ジュリーの妖艶な美しさといい、嫉妬するサラの冷たい視線といい、透き通ったブルーを湛えるプールといい、全編が静かな緊張感に満ちていて息が抜けない。そして迎える驚きのラスト。

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2004年12月24日 (金曜日)

【映画評】ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

13歳になったハリー・ポッターに新たな危機が迫る、大ヒットシリーズ第三弾。

【満足度:★★★】(鑑賞日:2004年6月26日)

 ホグワーツ魔法学校で3年生となったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は人間の世界で魔法を使ってしまい、退学の危機に。
 一方、ハリーの両親を殺したとされるシリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が牢獄アズカバンから脱獄。
 厳戒体制のホグワーツ魔法学校には、新任教師リーマス・ルーヒン(デイビッド・シューリス)が赴任するが…。

 大ヒットシリーズ第三弾。監督が変わって大きく作品のムードが変わった。
 筆者的には、ホグワーツの観光案内にしかみえなかった1作目、ハリウッド娯楽映画としての王道を行った感のある2作目、そして明らかにダークな方向へ方向転換した本作と、シリーズを追うごとに好みに近くなってきたようには思う。
 単品の映画としては2作目の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の方がまとまっていた印象なのだが、作品の持つムードは本作の方が上。

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2004年7月15日 (木曜日)

【映画評】回路

容赦のない恐怖が襲い掛かる、『CURE キュア』の黒沢清監督による黙示録ホラー。

【満足度:★★★★☆】(初掲:2001年4月3日 映画徒然文集

 なんとはなしに、ふらっと劇場に入ったことを後悔し始めるのにそんなに時間は掛からなかった。つまらないんじゃない。本気で怖いのだ。…ったく、映倫はなにをやってんだ。こういう尋常じゃない作品こそR指定にしてくれなきゃ、心構えができないじゃないか。
 すっかり忘れてたんだよ。世界に通用する、第二の黒沢とまで呼ばれる黒沢清監督の渾身の作だもの、そりゃ怖いに決まってるよな。これ冗談でなく、ほんとに子供らが観たら精神破戒しかねないんじゃなかろうかと余計な心配してしまうほど怖い。ワーワー、キャーキャーと絶叫するような怖さじゃない。劇場全体が静まり返るような重厚な恐怖。背筋が凍るとか、身の毛もよだつとかいった例えが実感できてしまうぞ。
 それから、「容赦のない恐怖が襲い掛かる」というキャッチもこの映画のためにあるようなもんだ。だいたい映画ってのは大衆娯楽なんだからさ、いくら恐怖映画だといってもさ、緩急織り交ぜながらの、息をつかせる暇ぐらい与えてくれるもんだろうに、ことこの『回路』に至ってはそんな容赦というか、配慮というか、よくある娯楽映画としてのホラーのスタイルではなく、とことんイッちゃってる。さしずめ“恐怖”そのものを追い詰めようとするドキュメンタリーの如く、2時間の上映時間中、ずーっと息つく暇ナシの緊張しっぱなし。こんな作品を撮っちゃえる監督の気が知れない。
 そもそもストーリーがあるんだか、ないんだかよくわからないまま突き進んで、気づくと貴方も私も死人の仲間入り。劇場出たら、今もどこかで“それ”が進行しているんじゃないかという恐怖にさいなまれる羽目になってんだから。

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2004年7月 8日 (木曜日)

【映画評】クロスファイア

傑作平成ガメラシリーズの金子修介監督が放つ哀しいSFアクション。

【満足度:★★☆】(初掲:2000年6月25日 映画徒然文集

 パイロキネシス(念力発火能力)という特殊能力を持って生まれた青木淳子(矢田亜希子)は、その秘密をひた隠し、目立たないOL生活を送っていた。
 そんなある日、彼女が密かに想いを寄せていた多田一樹(伊藤英明)の妹・雪江が快楽殺人を繰り返していた小暮昌樹(徳山秀典)の率いる少年グループによって惨殺される。
 しかし、小暮自身が犯行をほのめかしているにもかかわらず、警察は彼が未成年であり、父親が実力者であることから逮捕することができずにいた。
 多田の無念を察した淳子は、自分の持つ特殊能力を彼に打ち明け、彼に代わってこの能力で小暮たちを焼き殺すと宣言する…。

 傑作平成ガメラシリーズの金子修介監督がここでも炎の特撮を駆使しながら、特殊能力を持ってしまった女性の哀しみを描き出す。

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【映画評】千里眼

ヒット作『催眠』と同じ原作者によるサスペンス。

【満足度:★】(初掲:2000年6月24日 映画徒然文集

 ある日突然、日本各地を米軍のミサイルが襲うというとんでもない事件が起こる。それは既に多数の奇っ怪な事件で世間を不安に陥れていた謎のテロ組織「ミドリの猿」の仕業だった。次なる攻撃目標は日本の主要都市。
 しかしこの第2波攻撃は、人の心のすべてを見通すことができ“千里眼”の異名を持つカリスマ的心理カウンセラー・友里佐知子(黒木瞳)の神業的洞察力によって食い止められる。
 目の前で友里の力を見せつけられたエリート女性自衛官・岬美由紀(水野美紀)は、友里の協力を得ながら「ミドリの猿」の謎を追い始めるが…。

 期待をさせるオープニングは、最近観た日本映画で一番の出来かもしれない。この作品の世界観の大きさを物語るに充分な迫力。
 が、まもなくこの期待は見事なまでに裏切られる。典型的な、説明にてこずった煮詰めの甘い展開となってしまう。

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【映画評】ボーン・コレクター

両肩と一本の指しか動かないエリート科学捜査官が挑む残忍な猟奇殺人事件。

【満足度:★★☆】(初掲:2000年6月13日 映画徒然文集

 ニューヨークで次々起こる残忍な猟奇殺人。それに挑むのは両肩と一本の指しか動かないエリート科学捜査官・リンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)。彼は現場での自分の片腕としてパトロール警官のアメリア・ドナヒー(アンジェリーナ・ジョリー)を指名した…。

 良質の原作がうまくまとめられた良質の娯楽作品。もうちょっと濃い味でもいいかなとも思うが、まあ不満はない。可もなく不可もなくで腹八分目というとこか。

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2004年7月 6日 (火曜日)

【映画評】ファイト・クラブ

『セブン』のデイビッド・フィンチャー監督がブラッド・ピットと再び組んだ新感覚ムービー。

【満足度:★★★★】(初掲:2000年1月5日 映画徒然文集

 『エイリアン3』、『セブン』、『ゲーム』とミュージック・ビデオ出身の監督らしいスタイリッシュな映像で観客を堪能させてきたデイビッド・フィンチャー監督による挑発的映像の世界。
 不眠症に悩まされていたヤング・エグゼクティブ男(エドワード・ノートン)は自由奔放に生きるタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)と出会い、本気で殴り合うことで自己啓発に目覚めていく。やがて同じような仲間が集まり自然発生的に“ファイト・クラブ”が組織されるが、カリスマ的リーダー・タイラーのやることはどんどんエスカレートしていき…。

 フィンチャー監督の集大成ともいえる作品に仕上がっている。
 「映画というメディアは21世紀にはこういう表現媒体となっていくのか」というのが第一印象。

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【映画評】御法度

大島渚監督の描く怪しい時代劇。

【満足度:★★★☆】(初掲:2000年1月4日 映画徒然文集

 大島渚監督の描く怪しい時代劇。
 新撰組に新しく加わった美少年剣士に翻弄される隊士たち…。

 とりあえず、やっぱ大島監督ってすごいなって思った。
 冒頭から画(え)が締まってるのよ。まずそれだけでスクリーンに目が奪われた。

 題材はホモセクシャルでありながら、変に下世話な話にならず、展開もスリリング。ますます目が離せない。

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2004年7月 5日 (月曜日)

【映画評】シックス・センス

ブルース・ウィリス主演の新感覚異色ホラー。

【満足度:★★★★★】(初掲:1999年12月6日 映画徒然文集

 死者を見ることのできる“第6の感覚”を持った少年と小児精神科医の交流を描いた異色ホラー。

 非常に完成度の高い傑作。作品の性質上、ストーリーには一切触れないが、観て絶対に損はしない。
 ジャンル的には一応ホラー映画に属すが、おどろおどろしい作品ではなく、本質的には心の交流を描いた感動ドラマ。涙の止まらないホラー映画なんて初めてだ。

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【映画評】着信アリ

鬼才・三池監督が柴咲コウ主演で描くサスペンスホラー。

【満足度:★★★】

 女子大生・中村由美(柴咲コウ)は合コンの席、友人の携帯電話が聞き慣れない着信メロディーで着信しているのを見つける。電話の液晶画面にはその電話自身の電話番号とともに「着信アリ」の文字。
 そしてその三日後、その友人は死んだ…。

 三池監督はホントに器用な監督だとあらためて思った。ホラー作品は初めてらしいが、まったくそれを感じさせない。存分に怖がらさせてもらった。

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【映画評】黒い家

森田芳光監督が描くサイコホラー。

【満足度:★☆】(初掲:1999年12月1日 映画徒然文集

 保険会社のサラリーマンが巻き込まれた恐怖の時。
 ベテラン森田芳光監督の描くサイコホラー。

 恐くない。なんとももの足んない。『39~刑法第三十九条』で見せてくれた冴えがない。
 森田監督は傑作『39~刑法第三十九条』に続いてのサイコものということで期待したのだが、監督自身意識し過ぎたか、どこか煮えきらない作品になってしまった。

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2004年7月 3日 (土曜日)

【映画評】パラサイト

片田舎の学園を舞台とした寄生体サスペンスホラー。

【満足度:★☆】(初掲:1999年9月8日 映画徒然文集

 片田舎の学園を舞台とし、青春映画の趣もある古典的ホラー。はたして乗り移られたのは誰かってのがサスペンス調。

 いやぁ、もう絵に描いたような正統派B級ホラー。観る前から期待なんてしてなかったが、B級映画だからってばかにする気は毛頭ない。ただ、この手の作品の場合、もうちょいパワーが欲しかった。

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【映画評】アイズ・ワイド・シャット

巨匠スタンリー・キューブリックの遺作となった話題作。

【満足度:★★☆】(初掲:1999年9月8日 映画徒然文集

 巨匠スタンリー・キューブリックの遺作であり、私生活でも夫婦であるトム・クルーズと、ニコール・キッドマンが夫婦役を演じ、過激な性描写も評判となり、話題にはこと欠かない妄想をテーマとした問題作。

 がしかし、これがスタンリー・キューブリックの作品でなかったらこれほど話題になっただろうか。
 筆者自身も、おそらく観なかったであろう。

 ストーリー的にはさしたる新たな発見などない。
 過激な性描写も古典的で、しかも客観的に描かれているので、卑猥なものには感じない。
 ニコール・キッドマンは怪しげで魅力的であったが、トム・クルーズはしっかりトム・クルーズしていて、うまいとも思わない。
 キューブリックはこの作品の編集に1年をかけたというが、ひょっと撮影されたフィルムを見ながら「トムって使えねぇなあ…」と頭を抱えながら寿命を縮めてしまったのではなかろうか。…いや、これは余談。

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【映画評】ハムナプトラ~失われた砂漠の都

インディージョーンズばりのSFX大冒険活劇。

【満足度:★☆】(初掲:1999年6月23日 映画徒然文集

 インディージョンズの再来。を、狙った映画でしょう。予告を見たときからそう思ってたし、売り方も間違いなく意識してるし、実際観て、それを裏切られることはない。

 よくできたSFX娯楽大作です。この手の作品が好きなら、お金払って観て、後悔しないでしょう。
 でも、天の邪鬼な筆者は、あえて期待はずれだったことについて書きます。

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