【映画評】デスノート the Last name
デスノートを巡る夜神月とLの戦いがついに決着。
【満足度:★★★】(鑑賞日:2006/11/05)
原作を未見なので原作との違いには驚きようがない。
ただ、前編で感じたダイジェスト版的な未消化感はほとんどなかった。上手に完結させているんだろうとは思う。
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デスノートを巡る夜神月とLの戦いがついに決着。
【満足度:★★★】(鑑賞日:2006/11/05)
原作を未見なので原作との違いには驚きようがない。
ただ、前編で感じたダイジェスト版的な未消化感はほとんどなかった。上手に完結させているんだろうとは思う。
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テレポート能力を持ったジャンパーと謎の組織が世界中を飛び回って激突!
【満足度:☆】(鑑賞日:2008/03/01)
ファーストデイ(1000円の日)の先行上映にて観賞。
最初に書くが、なんだこの小学生が考えたような身勝手でチープな絵空事は。少々ネタバレのあらすじになるがお粗末すぎて伏せる気にもならない。
偶然自分がテレポート(瞬間移動)能力を持っていることに気づいた15歳の少年デヴィッド(マックス・シエリオット)は、銀行の金庫に忍び込んで大金を盗み出し、もとい、しばらくの間借りることにし、故郷を飛び出しました。
それから8年後、文字通りの自由気ままな人生を謳歌していたデヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、ある日を境に謎の組織から命を狙われるようになったのです。
それを期に彼は一度は捨てた故郷に戻ってみました。が、何を思ったかデヴィッドくんは、嫌いだったいじめっ子を特殊能力でとっちめて、昔から好きだった女の子ミリー(レイチェル・ビルソン)の気を惹き、ついには彼女の夢だったローマ旅行に連れ出すことに成功するのです。
旅先で彼女といちゃついていると、そこでまた例の謎の組織に襲われバカンスは台無し。と同時にこの特殊能力を持つ者=ジャンパーは自分だけでないことも知りました。
かくしてデヴィッドはジャンパー仲間のグリフィン(ジェイミー・ベル)と共闘し、自分たちの素晴らしきジャンパー人生の邪魔をする謎の組織“パラディン”と闘うことを決意したのです。
さてさて、この世紀の対決の結末はいかにぃーっ!
つう、派手な見た目に対してあまりに子供騙しな内容。
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高校に伝わる七不思議の謎を追う青春恋愛ファンタジー。
【満足度:★】(鑑賞日:2008/01/19)
ある春、ちーちゃん(仲里依紗)と幼なじみのモンちゃん(林遣都)は揃って同じ高校に進学した。
オカルト好きのちーちゃんは嫌がるモンちゃんを巻き込んで、その高校に伝わる“すべてを解き明かした者には願いが叶う”という七不思議の謎を探るのだが…。
公開初日に舞台挨拶付きで観賞。
仲里依紗主演に奥華子の主題歌という『時をかける少女』コンボに釣られて観てしまったのだが…。
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携帯電話がとりもつ平成の少女と明治の青年の時空を超えた青春恋愛ファンタジー。
【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2008/02/26)
SF小説家を目指す女子高校生・未歩(夏帆)は母・妙子(秋本奈緒美)の再婚話を認められず、赤坂のホテルのレストランでの再婚相手・塩見(近藤芳正)との会食の席を逃げ出す。
その途中、階段で突然の地震に逢った未歩は持っていた携帯電話を落とし、紛失してしまう。
実はその携帯電話は時空を超え、明治時代の小説家志望の青年・宮田時次郎(佐野和真)のもとへ渡っていたのだが…。
携帯電話を通じてのみ語り合うことができる100年の時を超えた恋愛青春映画。
『天然コケッコー』での好演が記憶に新しい夏帆と、若手注目株の佐野和真が主演。
監督は『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でおじさん連中をも熱狂させた小中和哉監督。
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伝説が現実のものとなっていくMナイト・シャマラン監督による現代のおとぎ話。
【満足度:★】(鑑賞日:2006/10/01)
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名前を書けばその人間が死ぬという“デスノート”を巡る天才vs.天才の頭脳戦。
【満足度:★★】(鑑賞日:2006/09/02)
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『ALWAYS 三丁目の夕日』の須賀健太少年が幽霊相手に大活躍するほのぼのファミリー映画。
【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2006/09/02)
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名匠宮崎駿監督の息子・宮崎吾朗が初監督に挑む世界的に有名な名作ファンタジー小説のアニメ化。
【満足度:★☆】(鑑賞日:2006/08/26)
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新旧ウルトラマンの競演が大興奮のウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品。
【満足度:★★★★】(鑑賞日:2006年9月26日)
さかのぼること20年前の月面、ウルトラマン(相馬絢也)、ウルトラマセブン(渡辺勝彦)、ウルトラマンジャック(『帰ってきたウルトラマン』、梶本明志)、ウルトラマンエース(矢部敬三)のウルトラ兄弟は、地球を狙うヤプールの怨念から産まれた究極超獣Uキラーザウルスと闘っていた。激しい死闘の末、ウルトラ兄弟は最後の力を振り絞ってUキラーザウルスを神戸沖の海底に封印する。
それから20年を経て現代、CREW GUYSのヒビノ・ミライ隊員(五十嵐隼士)は、神戸の異変を予見して、神戸へと向かっていた。彼こそが今の地球を守る“ルーキー”、ウルトラマンメビウス(長谷川恵司)だ。
実は神戸では、変身能力を失ったウルトラ兄弟がそれぞれ人間の姿のハヤタ(黒部進)、モロボシ・ダン(森次晃嗣)、郷秀樹(団次朗)、北斗星司(高峰圭二)として一見平和に暮らしていたのだが…。
“ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品”と銘打たれて公開されたウルトラマンメビウス劇場版。
三十台後半で子供もいない筆者は、さすがに『ウルトラマンメビウス』のテレビシリーズは観ていない。というか、ウルトラマンシリーズ自体、テレビ版、劇場版問わず、もう二十年以上観ていなかった。
そんな筆者がこの映画のために劇場に足を運んだのは、予告編で観た元祖昭和シリーズのオリジナルキャストの登場シーンに心動かされたにほかならない。
結論から言えば、筆者と同じように子供の頃に“ウルトラマンごっこ”をして遊んだ経験があるような人なら、現在子供がいる、いないに拘わらず、とにかく観るべし。子供と一緒ならなお良し。
現行のウルトラマンメビウスのことを知らなくても大丈夫。全世代共通のウルトラマンマインドですべて補える。
記念作品との名に偽りなしの、大人も子供も楽しめるウルトラマン祭りと呼ぶにふさわしい力作です。
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何度も映像化された名作をアニメーション作品として現代的に焼き直して生まれた青春映画の金字塔。
【満足度:★★★★★】(鑑賞日:2006年8月13日)
紺野真琴(声/仲里依紗)は、ちょっとおっちょこちょいだけども脳天気な高校二年生の女の子。放課後には親友の間宮千昭(声/石田卓也)、津田功介(声/板倉光隆)とともに野球遊びに興じる毎日。
夏休みが近づいてきたある日、真琴はあることをきっかけにタイムリープ能力(時間跳躍能力)を身に付ける。食べ損ねたプリンを食べに戻ったり、小テストでいい点を取ったりと、くだらないことのためにタイムリープして面白がっていた真琴だが…。
監督はアニメ業界では知る人ぞ知る細田守。
原作は筒井康隆の同名SF小説。すでに幾度も映像化されているが、今回の再映画化は、初のアニメーション。舞台を現代の東京に移し、主役の少女も原作の芳山和子から紺野真琴に世代交代させてのオリジナルストーリー。
昭和44年(1969年)生まれの筆者にとって『時をかける少女』といえば、時のアイドル・原田知世が尾道を舞台に時をかけた大林宣彦監督による映画版『時をかける少女』(1983年)をまず思い浮かべるが、昭和42年(1967年)生まれの細田監督も大林版の洗礼を受けたのはまず間違いないだろう。
いやあ、凄い。
最初『時をかける少女』が再映画化されると知ったとき、正直「なんで今さら」と思った。しかし今にして思えば、すでに何度も映像化され、古典と呼んでも差し支えないこの題材に挑んだ細田監督には、再映画化、アニメーション化への絶対的な自信、勝算があったのではないか。よく練られた脚本と、青春の躍動感に溢れ、それでいて情緒豊かな演出で観客を爽やかな感動へいざなう珠玉の名作、まさに傑作。
こんな素敵な映画に出会えた喜びをどう表現していいのやら。
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グリム童話の世界を大胆にアレンジしたファンタジー映画。
【満足度:★★】(鑑賞日:2005年11月4日)
時は19世紀、フランス占領下のドイツ。
グリム兄弟(マット・デイモン、ヒース・レジャー)は各地を回り、魔物退治で生計を立てていた。でもそれはまったくの嘘っぱち。彼らは行く先々で言葉巧みに人々を騙し、インチキ悪魔祓いでお金を騙し取っていたのだ。
しかし、そんな彼らの悪行もついにはバレて…。
『未来世紀ブラジル』、『12モンキーズ』などで知られる鬼才テリー・ギリアム監督の7年ぶりの新作。
誰もが一度は読んだことのあるグリム童話を随所に織り交ぜながら描かれる本格ファンタジー作品。
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死体の花嫁(コープス ブライド)を巡る切なくて心温まるファンタジー映画。
【満足度:★★★★☆】(鑑賞日:2005年11月2日)
両親たちの思惑のために顔も合わせたこともないのに結婚することになったビクター(声/ジョニー・デップ)とビクトリア(声/エミリー・ワトソン)。浮かない気持ちで初めて対面した結婚前夜、お互いを知った二人は最初の不安はどこへやら、ほのかに惹かれあう。
しかしビクターは結婚式のリハーサルで大失態。落ち込む彼はひとり街外れの森の中へ。そこで何度も求婚の言葉を練習するうち、うっかり死体の花嫁=コープス ブライドのエミリー(声/ヘレナ・ボナム=カーター)に求婚してしまう…。
先ごろ『チャーリーとチョコレート工場』が公開されて間もないティム・バートン監督によるストップモーション・アニメーション(人形アニメ)。
結婚を申し込まれたと勘違いした死体の花嫁を巡るピュアなハートフル・ストーリーだ。
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梅雨の季節の6週間だけ死別した最愛の妻が生き返ってくる奇跡のラブ・ファンタジー。
【満足度:★★★★☆】(鑑賞日:2004年12月3日)
一年前に最愛の妻・澪(竹内結子)に先立たれた秋穂巧(中村獅童)は、ひとり息子・佑司(武井証)と共に暮らしている。澪は二人に「雨の季節に帰ってくる」と言い残して亡くなっていた…。
そして約束の雨の季節、二人の前に澪が現れる。澪は記憶を失っていたが、喜ぶ巧たちは周囲には秘密にして、戸惑う澪との共同生活を始めるのだった…。
こんな和製ファンタジー映画が観たかったと言える傑作。
この映画には傑作ホラー『シックス・センス』に代表されるような、あっと驚く仕掛けが有るのだが、それと同じくその仕掛けを知っていても感動できる秀逸なラブストーリーに仕上がっていて何度観ても号泣してしまう。
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生誕50年目にして最後の闘いとなる怪獣王ゴジラの最終作。
【満足度:★★★】(鑑賞日:2005年1月2日)
1954年に突如として東京に現れた大怪獣ゴジラも人類との激しい戦いの末、南極の氷の奥底に閉じ込められていた。
しかし環境破壊の進んだ地球上にはゴジラ以外にも次々と怪獣が現れ、人類はいつ終わるともつかない戦いを強いられていた。そこに救世主の如く現れるX星人たち。圧倒的な科学力で瞬く間に怪獣たちを退治した彼らだったが…。
『VERSUS-ヴァーサス-』や『あずみ』などスタイリッシュなアクション映画で知られる北村龍平を監督に、主演にはTOKIOの松岡昌宏と菊川怜を迎えて作られたゴジラシリーズ第28作目にして最終作。歴代の怪獣たちが多数登場して世界中で暴れ回り、豪華キャストで描いた最終作にふさわしい超大作。
正直、あまり評判がよくないようだったので覚悟して観に行ったんだが、どうしてこうして、けっこうまともだった。
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13歳になったハリー・ポッターに新たな危機が迫る、大ヒットシリーズ第三弾。
【満足度:★★★】(鑑賞日:2004年6月26日)
ホグワーツ魔法学校で3年生となったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は人間の世界で魔法を使ってしまい、退学の危機に。
一方、ハリーの両親を殺したとされるシリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が牢獄アズカバンから脱獄。
厳戒体制のホグワーツ魔法学校には、新任教師リーマス・ルーヒン(デイビッド・シューリス)が赴任するが…。
大ヒットシリーズ第三弾。監督が変わって大きく作品のムードが変わった。
筆者的には、ホグワーツの観光案内にしかみえなかった1作目、ハリウッド娯楽映画としての王道を行った感のある2作目、そして明らかにダークな方向へ方向転換した本作と、シリーズを追うごとに好みに近くなってきたようには思う。
単品の映画としては2作目の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の方がまとまっていた印象なのだが、作品の持つムードは本作の方が上。
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天国と地上とを交錯して繰り広げられるラブファンタジー。
【満足度:★★★☆】
リストラされたピアニストの健太(玉山鉄二)は、ヤケ酒を飲んでいた酒場でヤマキという男(原田芳雄)から“天国の本屋”のアルバイトにスカウトされ、生きながらにして天国に導かれる。健太はその天国で影のある女性・翔子(竹内結子)と知り合う。
一方地上では、和菓子屋の娘・香夏子(竹内結子、二役)は、町に伝わる今は失われた“恋する花火”の伝説を聞き、ぜひこれを町の花火大会で復活させたいと躍起になるのだが…。
予備知識もなく観たら、タイトルになっている“天国の本屋”が比喩ではなく、ホントに天国にある本屋だったんで驚いた。しかもその天国が、ファンタジーファンタジーした幻想的なものではなく、アロハシャツ姿のヤマキを筆頭に、ごく自然に“そこ”に存在する。
ただ、この自然さが諸刃の剣となって観る者を選んでいるように思う。筆者はファンタジー好きなのでこの手の演出もすぐに馴染めたが、見方によってはすごく安っぽいファンタジー映画に成り下がっているように感じられて、人によっては馬鹿馬鹿しくも見えるだろう。
しかしこれは受け手の好みの問題が大きい。映画として致命的なのはこれよりも脚本。
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ほらふきお父さんと彼に相容れない息子の最期の交流を描いた心温まるファンタジー映画。
【満足度:★★★★☆】
“現代のおとぎ話”なんて使い古された表現をあえて使いたくなるファンタジー映画の傑作。
『バットマン』シリーズや『スリーピー・ホロウ』など、どちらかというと暗いファンタジー映画のイメージが強いティム・バートン監督の新境地。
ジャーナリストのウィル・ブルーム(ビリー・クラダップ)の父親・エドワード(アルバート・フィニー)は、地元では有名な話し上手な大ほらふき。子供のころならまだしも、いくつになってもほら話を聞かされるウィルはそんな父をいつしか嫌うようになっていた。
豪快な人生を歩んできたエドワードも今は病床の身。そこでの会話も何度も聞かされたほら話ばかり。そんなエドワードが最期のときを迎えようとしていた…。
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手塚治虫の初期作品を映画化した未来都市SFアニメーション作品。
【満足度:★】(初掲:2001年6月3日 映画徒然文集※)
いきなりだが、「手塚治虫って、こんなにつまんなかったっけ?」と思ってしまうほど、かったるい。とにかく手塚治虫らしさを詰め込もうとしたのが裏目と出たのか、散漫さがつきまとう。
ストーリー重視ではなく、未来都市“メトロポリス”の世界観を見せようとしているのはわかるのだが、それにしても展開の焦点が定まらない。テンポも悪くて、2時間弱の上映時間がえらく長く感じた。
クライマックスは一気に捲くし立てるが、それまでが積み上げが甘いから、唐突な印象を拭えない。
テーマにしても、原作が発表された時代背景にある科学万能思想を考えれば、さすが手塚治虫先生の先見の明と褒められなくもないが、現代のクリエイターたちが原作の秀悦な世界観を借りてオリジナルのストーリーを再構築するのであれば、21世紀を迎えた“今”の答えがあってもよさそうな気もする。が、そこまでは踏み込めていないから、ありきたりの印象しか受けない。
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傑作平成ガメラシリーズの金子修介監督が放つ哀しいSFアクション。
【満足度:★★☆】(初掲:2000年6月25日 映画徒然文集※)
パイロキネシス(念力発火能力)という特殊能力を持って生まれた青木淳子(矢田亜希子)は、その秘密をひた隠し、目立たないOL生活を送っていた。
そんなある日、彼女が密かに想いを寄せていた多田一樹(伊藤英明)の妹・雪江が快楽殺人を繰り返していた小暮昌樹(徳山秀典)の率いる少年グループによって惨殺される。
しかし、小暮自身が犯行をほのめかしているにもかかわらず、警察は彼が未成年であり、父親が実力者であることから逮捕することができずにいた。
多田の無念を察した淳子は、自分の持つ特殊能力を彼に打ち明け、彼に代わってこの能力で小暮たちを焼き殺すと宣言する…。
傑作平成ガメラシリーズの金子修介監督がここでも炎の特撮を駆使しながら、特殊能力を持ってしまった女性の哀しみを描き出す。
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『セブン』のデイビッド・フィンチャー監督がブラッド・ピットと再び組んだ新感覚ムービー。
【満足度:★★★★】(初掲:2000年1月5日 映画徒然文集※)
『エイリアン3』、『セブン』、『ゲーム』とミュージック・ビデオ出身の監督らしいスタイリッシュな映像で観客を堪能させてきたデイビッド・フィンチャー監督による挑発的映像の世界。
不眠症に悩まされていたヤング・エグゼクティブ男(エドワード・ノートン)は自由奔放に生きるタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)と出会い、本気で殴り合うことで自己啓発に目覚めていく。やがて同じような仲間が集まり自然発生的に“ファイト・クラブ”が組織されるが、カリスマ的リーダー・タイラーのやることはどんどんエスカレートしていき…。
フィンチャー監督の集大成ともいえる作品に仕上がっている。
「映画というメディアは21世紀にはこういう表現媒体となっていくのか」というのが第一印象。
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新造人間を巡る人類の命運を掛けた戦いを壮大なCG映像で描く一大SF叙事詩。
【満足度:★★】
争いが絶えず、一部の特権階級の老人たちが世界を牛耳る腐敗したある世界。東博士(寺尾聰)の研究する“新造細胞”が、謎の稲妻を受け、意図していなかった“新造人間”たちが誕生する。
一方、東博士に反抗して最前線の戦地に赴いた息子の鉄也(伊勢谷友介)は戦死してしまう。彼の死を悲しむ東博士は、彼を新造細胞を使って蘇らせる暴挙に出てしまう。
新造人間に恐怖を感じた人間たちは彼らを抹殺せんとするが、ブライキング・ボス(唐沢寿明)をリーダーとした新造人間たちは自分たちを苦しめる人類に宣戦布告。そして彼らと同じ新造人間として生まれ変わった鉄也は…。
作っていた人、観た人の双方からあんまりいい評判を聞いていなかったので、まったく期待せずに観たが、予想したほどつまんなくもなく、案外まともに観れた。まぁ、これを「アニメマンガの実写化」として期待して観てたら怒りたくもなるだろうが、監督のやりたいようにやったというのが伝わってきて、いい意味での独り善がり映画だと思う。大金掛けて作った自主制作映画のようなもんだな。
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斬新な映像とキアヌ・リーブスの復活が話題のSFアクション大作。
【満足度:★★★】(初掲:1999年9月12日 映画徒然文集※)
今暮らしているこの世界は仮想現実で人間はコンピュータのためのエネルギー源として栽培されながら、夢見ているだけである。この偽りの現実から人々を解き放つため、一人の男(キアヌ・リーブス)が救世主として選ばれた…。
斬新な映像で話題のSF大作。
確かにアクションシーンの素晴らしさは特筆に値する。予告編でも流れていたクライマックスの銃撃戦は映画史に残る名シーンだと思う。
これをリアルタイムに観とくためだけでも、時間を割いてお金払って観に行く価値はある。
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『ローマの休日』現代版なラブストーリー。
【満足度:★★★☆】(初掲:1999年9月8日 映画徒然文集※)
世界一の映画女優と街角の本屋さんが恋に落ちるラブストーリー。『ローマの休日』現代版ですね。
ストーリーはヒュー・グラント中心に進行するんですが、ジュリア・ロバーツの芸達者ぶりが目を引いた。
恋する女優の演技でない切なさを完璧に演技しちゃってる。
あんな表情で見つめられたらたまらんですよ、まったく。やっぱり女優は恐いです。
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大林宜彦監督による新・尾道三部作完結編の心温まるファンタジー。
【満足度:★★★】(初掲:1999年7月25日 映画徒然文集※)
大林宜彦監督による新・尾道三部作の三作め、つまり完結編である。
呆けてしまった(と、まわりの大人たちには見える)おじいちゃんが、夢想がちな孫を連れて、空を飛び、過去と現代を行き来する心温まるファンタジー。
正直言って、大林作品というのはいつのころからか、大林ファンでないと薦めにくい作品が多くなってきているように思う。この作品もそれにあたる。
筆者自身、これが大林監督によるものでなかったら観に行ってたかどうか…。
絶賛するほどの作品とは思わないし、かといって駄作ではない。映画としての水準は高い方。ただ観客を選ぶのである。
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インディージョーンズばりのSFX大冒険活劇。
【満足度:★☆】(初掲:1999年6月23日 映画徒然文集※)
インディージョンズの再来。を、狙った映画でしょう。予告を見たときからそう思ってたし、売り方も間違いなく意識してるし、実際観て、それを裏切られることはない。
よくできたSFX娯楽大作です。この手の作品が好きなら、お金払って観て、後悔しないでしょう。
でも、天の邪鬼な筆者は、あえて期待はずれだったことについて書きます。
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