カテゴリー「!映画評」の114件の記事

2008年3月14日 (金曜日)

【映画評】グミ・チョコレート・パイン

好きだった女の子の自殺に翻弄される大槻ケンヂ原作の地味に笑えるサブカル青春映画。

【満足度:★★★★】(鑑賞日:2008/01/12)

 会社をリストラされた大橋賢三(大森南朋)はしばらく帰っていなかった実家に戻った。そこで彼は自分宛に届いていた手紙の束の中から懐かしい名前を見つける。高校時代に好きだった山口美甘子(黒川芽衣)からだ。その手紙にはたった一行、「あなたのせいなのだから」と書かれていた。
 憤りを隠せない賢三は旧友のカワボン(マギー)と連絡を取るが、再会した彼から聞かされたのは予想だにしない事実だった。山口美甘子は死んだ、しかも自殺でと…。

 その後映画は高校時代の彼らと現代とを交互に描いていく。
 ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督、原作は大槻ケンヂ。

 ゆるい笑いをちりばめた“うずき”の青春映画だ。ぐさぐさ刺さってくるわけじゃないんだけれど、昔の傷口がうずくような、そんな痛み。

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2008年3月12日 (水曜日)

【映画評】バンテージ・ポイント

アメリカ大統領狙撃&爆弾テロの瞬間が8人の視点で繰り返されるサスペンス・アクション。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2008/03/08)

 全世界に向けて生中継されているテロ撲滅サミットで湧くスペイン・サラマンカのマヨール広場。
 多くの群衆に見守られる中、アメリカ大統領アシュトン(ウィリアム・ハート)がスピーチの壇上に立った瞬間、何者かによって狙撃され、続いて会場で大爆発が起こる…。

 アメリカ大統領狙撃&爆弾テロの瞬間が8人の視点で8回繰り返されると話題のサスペンス・アクション。

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2008年3月10日 (月曜日)

【映画評】デスノート the Last name

デスノートを巡る夜神月とLの戦いがついに決着。

【満足度:★★★】(鑑賞日:2006/11/05)

 原作を未見なので原作との違いには驚きようがない。
 ただ、前編で感じたダイジェスト版的な未消化感はほとんどなかった。上手に完結させているんだろうとは思う。

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【映画評】ブラック・ダリア

女優の卵惨殺事件の真相を追う刑事たちを描いたクライム・サスペンス。

【満足度:★☆】(鑑賞日:2006/10/26)

 1947年のL.A.、空き地で胴体を切断された女性の惨殺死体が発見される。
 映画女優を目指していた彼女は「ブラック・ダリア」と呼ばれるようになり、やがて事件を調べる刑事たちをも魅了してゆく…。

 監督は名匠ブライアン・デ・パルマ。
 原作は実際にロサンゼルスで起こった事件をモチーフにしたジェイムズ・エルロイの小説。

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2008年3月 6日 (木曜日)

【映画評】ジャンパー

テレポート能力を持ったジャンパーと謎の組織が世界中を飛び回って激突!

【満足度:☆】(鑑賞日:2008/03/01)

 ファーストデイ(1000円の日)の先行上映にて観賞。
 最初に書くが、なんだこの小学生が考えたような身勝手でチープな絵空事は。少々ネタバレのあらすじになるがお粗末すぎて伏せる気にもならない。

 偶然自分がテレポート(瞬間移動)能力を持っていることに気づいた15歳の少年デヴィッド(マックス・シエリオット)は、銀行の金庫に忍び込んで大金を盗み出し、もとい、しばらくの間借りることにし、故郷を飛び出しました。
 それから8年後、文字通りの自由気ままな人生を謳歌していたデヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、ある日を境に謎の組織から命を狙われるようになったのです。
 それを期に彼は一度は捨てた故郷に戻ってみました。が、何を思ったかデヴィッドくんは、嫌いだったいじめっ子を特殊能力でとっちめて、昔から好きだった女の子ミリー(レイチェル・ビルソン)の気を惹き、ついには彼女の夢だったローマ旅行に連れ出すことに成功するのです。
 旅先で彼女といちゃついていると、そこでまた例の謎の組織に襲われバカンスは台無し。と同時にこの特殊能力を持つ者=ジャンパーは自分だけでないことも知りました。
 かくしてデヴィッドはジャンパー仲間のグリフィン(ジェイミー・ベル)と共闘し、自分たちの素晴らしきジャンパー人生の邪魔をする謎の組織“パラディン”と闘うことを決意したのです。
 さてさて、この世紀の対決の結末はいかにぃーっ!

 つう、派手な見た目に対してあまりに子供騙しな内容。

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2008年3月 5日 (水曜日)

【映画評】ちーちゃんは悠久の向こう

高校に伝わる七不思議の謎を追う青春恋愛ファンタジー。

【満足度:★】(鑑賞日:2008/01/19)

 ある春、ちーちゃん(仲里依紗)と幼なじみのモンちゃん(林遣都)は揃って同じ高校に進学した。
 オカルト好きのちーちゃんは嫌がるモンちゃんを巻き込んで、その高校に伝わる“すべてを解き明かした者には願いが叶う”という七不思議の謎を探るのだが…。

 公開初日に舞台挨拶付きで観賞。
 仲里依紗主演に奥華子の主題歌という『時をかける少女』コンボに釣られて観てしまったのだが…。

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【映画評】チーム・バチスタの栄光

竹内結子と阿部寛が連続する手術中の死の謎を追う医療サスペンス。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2008/02/19)

 手術中の連続死は成功率相応の単純な失敗なのか、それとも故意の連続殺人なのか、という、医療現場を舞台とした推理サスペンス。

 殺人の可能性を疑われる現場が手術室内という題材に惹かれて観たが、あまりサスペンス的な緊張感のないゆるい作品だった。まあ、最近キャラができあがりすぎてマンネリ気味の竹内結子と阿部寛が主役という時点で予想できたことだが、この題材はもっと硬派な本格サスペンスとして楽しみたかった。

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2008年3月 4日 (火曜日)

【映画評】ガチ☆ボーイ

一晩寝ると昨日の記憶を失う青年のガチンコな生き様に涙するスポ魂青春映画の傑作。

【満足度:★★★★★】(鑑賞日:2008/03/01)

 廃部の危機におかれた大学のプロレス研究会に入部した三年生の五十嵐良一(佐藤隆太)。
 先輩たちの教えをきっちりメモにとり、ことあるごとにポラロイドカメラで皆の写真を撮るまじめな青年だったが、実は彼、大学在学中に司法試験も合格するんではと噂されるほどの天才だった。
 そんな五十嵐にしては学生プロレスで重要な“段取り”をいつまでたっても覚えられなかったのだが、やがて“マリリン仮面”というリングネームを与えられ、ついにデビュー戦の日を迎える。が、先輩に負ける予定だったこの試合であろうことか勝ってしまう五十嵐。しかし観客には大ウケで、彼は人気レスラーの道を歩み始める。
 だが五十嵐にはもっと重大な秘密があった。彼は昨年自転車で事故に逢って以来、新しいことが覚えられない、一晩寝ると前日のことをすべて忘れる「高次脳機能障害」だったのだ…。

 ありがちであざとくもある設定。とりたてて意外性のない、結局何も解決しない結末。にもかかわらず心揺さぶられずにおれないクライマックスのガチンコ勝負。
 ありきたりな言い方だが、笑って泣ける痛快な青春映画だ。二時間という上映時間がこの手の作品にしてはちと長いかもと危惧したが、まったくの杞憂だった。
 前半でさりげなく張られた伏線ひとつひとつが見事に回収されていく後半は涙腺が決壊しっぱなしで、嗚咽しそうなほど泣けたのは何年ぶりか。

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2008年3月 2日 (日曜日)

【映画評】スネーク・フライト

ヘビの大群がジャンボ・ジェット機をハイジャック!

【満足度:★★★★☆】(鑑賞日:2006/10/22)

 お話は突っ込みどころ満載のB級だが、エンターテイメント映画としてはなかなかの傑作。

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【映画評】16ブロック

たった16ブロック先に証人を護送するだけだった…。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2006/10/19)

 さすがリチャード・ドナー監督。まさに職人芸と言わしめる小粋なアクション映画。

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2008年2月29日 (金曜日)

【映画評】ザ・センチネル -陰謀の星条旗-

大統領を守るはずのシークレット・サービスに大統領暗殺計画の容疑が…。

【満足度:★★★】(鑑賞日:2006/10/11)

 名優マイケル・ダグラスと、『24 -TWENTY FOUR-』のキーファー・サザーランドが火花を散らすポリティカル・サスペンス。

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2008年2月27日 (水曜日)

【映画評】東京少女

携帯電話がとりもつ平成の少女と明治の青年の時空を超えた青春恋愛ファンタジー。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2008/02/26)

 SF小説家を目指す女子高校生・未歩(夏帆)は母・妙子(秋本奈緒美)の再婚話を認められず、赤坂のホテルのレストランでの再婚相手・塩見(近藤芳正)との会食の席を逃げ出す。
 その途中、階段で突然の地震に逢った未歩は持っていた携帯電話を落とし、紛失してしまう。
 実はその携帯電話は時空を超え、明治時代の小説家志望の青年・宮田時次郎(佐野和真)のもとへ渡っていたのだが…。

 携帯電話を通じてのみ語り合うことができる100年の時を超えた恋愛青春映画。
 『天然コケッコー』での好演が記憶に新しい夏帆と、若手注目株の佐野和真が主演。
 監督は『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でおじさん連中をも熱狂させた小中和哉監督。

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2008年1月11日 (金曜日)

【映画評】記憶の棘

愛する人が生まれ変わったらそれを信じられますか?っていうニコール・キッドマン主演のミステリー。

【満足度:★★☆】(鑑賞日:2006/10/03)

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【映画評】フラガール

常磐ハワイアンセンター誕生にいたる実話を映画化した感動ドラマ。

【満足度:★★★★☆】(鑑賞日:2006/10/02)

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2008年1月 9日 (水曜日)

【映画評】ストロベリーショートケイクス

個性的な4人の女優が織りなす大人の女性の恋模様。

【満足度:★★★★★】(鑑賞日:2006/10/01)

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【映画評】レディ・イン・ザ・ウォーター

伝説が現実のものとなっていくMナイト・シャマラン監督による現代のおとぎ話。

【満足度:★】(鑑賞日:2006/10/01)

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2007年11月13日 (火曜日)

【映画評】オトシモノ

沢尻エリカ主演でオトシモノを巡って繰り広げられるホラー映画。

【満足度:★★☆】(鑑賞日:2006/09/30)

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【映画評】スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ

松浦亜弥主演でスケバン刑事が復活!

【満足度:★★★】(鑑賞日:2006/09/30)

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【映画評】イルマーレ

時を超えて文通で繋がるキアヌ・リーブス主演のラブストーリー。

【満足度:★★】(鑑賞日:2006/09/29)

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【映画評】LOFT ロフト

ミイラを巡るどこか可笑しいラブロマンスホラー。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2006/09/10)

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2007年11月12日 (月曜日)

【映画評】グエムル -漢江の怪物-

丁寧な作りに好感の持てる韓国産怪獣映画。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2006/09/07)

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【映画評】ラフ ROUGH

長澤まさみ、速水もこみち主演で描く水泳部員たちを巡る青春映画。

【満足度:★】(鑑賞日:2006/09/04)

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2007年11月 9日 (金曜日)

【映画評】DEATH NOTE デスノート 前編

名前を書けばその人間が死ぬという“デスノート”を巡る天才vs.天才の頭脳戦。

【満足度:★★】(鑑賞日:2006/09/02)

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【映画評】花田少年史 幽霊と秘密のトンネル

ALWAYS 三丁目の夕日』の須賀健太少年が幽霊相手に大活躍するほのぼのファミリー映画。

【満足度:★★★☆】(鑑賞日:2006/09/02)

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2007年11月 8日 (木曜日)

【映画評】ゲド戦記

名匠宮崎駿監督の息子・宮崎吾朗が初監督に挑む世界的に有名な名作ファンタジー小説のアニメ化。

【満足度:★☆】(鑑賞日:2006/08/26)

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【映画評】日本沈没

日本列島が刻々と海中に沈んでいく悲劇を描いた大ヒットスペクタクル巨編のリメイク。

【満足度:☆】(鑑賞日:2006/08/09)

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【映画評】M:i:III

トム・クルーズ演じる敏腕スパイ、イーサン・ハントの活躍を描くスパイアクション第三弾。

【満足度:★★★】(鑑賞日:2006/07/16)

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2006年12月 3日 (日曜日)

【映画評】暗いところで待ち合わせ

盲目の女性と殺人事件の容疑者との奇妙な共同生活を描いた心温まるサスペンス。

【満足度:★★★★☆】(鑑賞日:2006年12月1日)

 盲目の女性・ミチル(田中麗奈)は優しい父親(岸辺一徳)と親子二人暮らし。二人の住む家の窓からは小さな駅のホームが見えた。
 ホームには、毎日のようにミチルの姿を見つめる青年・アキヒロ(チェン・ボーリン)の姿があった。
 ある日、ミチルの父親は病気で急逝。ミチルはこの家に一人で暮らすことになる。
 それからまたある日、アキヒロが彼女に気づかれないように、この家に忍び込む。彼は目の前の駅で起こった殺人事件の容疑者として追われていたのだ。
 目の見えないミチルは、息を潜めるアキヒロの存在に気づかぬまま、二人の奇妙な共同生活が始まる…。

 乙一のベストセラー小説を映画化した心温まるサスペンス映画。

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2006年9月27日 (水曜日)

【映画評】ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

新旧ウルトラマンの競演が大興奮のウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品。

【満足度:★★★★】(鑑賞日:2006年9月26日)

 さかのぼること20年前の月面、ウルトラマン(相馬絢也)、ウルトラマセブン(渡辺勝彦)、ウルトラマンジャック(『帰ってきたウルトラマン』、梶本明志)、ウルトラマンエース(矢部敬三)のウルトラ兄弟は、地球を狙うヤプールの怨念から産まれた究極超獣Uキラーザウルスと闘っていた。激しい死闘の末、ウルトラ兄弟は最後の力を振り絞ってUキラーザウルスを神戸沖の海底に封印する。
 それから20年を経て現代、CREW GUYSのヒビノ・ミライ隊員(五十嵐隼士)は、神戸の異変を予見して、神戸へと向かっていた。彼こそが今の地球を守る“ルーキー”、ウルトラマンメビウス(長谷川恵司)だ。
 実は神戸では、変身能力を失ったウルトラ兄弟がそれぞれ人間の姿のハヤタ(黒部進)、モロボシ・ダン(森次晃嗣)、郷秀樹(団次朗)、北斗星司(高峰圭二)として一見平和に暮らしていたのだが…。

 “ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品”と銘打たれて公開されたウルトラマンメビウス劇場版。
 三十台後半で子供もいない筆者は、さすがに『ウルトラマンメビウス』のテレビシリーズは観ていない。というか、ウルトラマンシリーズ自体、テレビ版、劇場版問わず、もう二十年以上観ていなかった。
 そんな筆者がこの映画のために劇場に足を運んだのは、予告編で観た元祖昭和シリーズのオリジナルキャストの登場シーンに心動かされたにほかならない。
 結論から言えば、筆者と同じように子供の頃に“ウルトラマンごっこ”をして遊んだ経験があるような人なら、現在子供がいる、いないに拘わらず、とにかく観るべし。子供と一緒ならなお良し。
 現行のウルトラマンメビウスのことを知らなくても大丈夫。全世代共通のウルトラマンマインドですべて補える。
 記念作品との名に偽りなしの、大人も子供も楽しめるウルトラマン祭りと呼ぶにふさわしい力作です。

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2006年9月25日 (月曜日)

【映画評】バックダンサーズ!

ダンスに夢を託す若者たちを追いかけた無邪気な青春ダンスムービー。

【満足度:★★★★】(鑑賞日:2006年9月23日)

 時は2010年。とある空き地でダンスに励む若者たち。その若者たちの中で語りぐさとなっている伝説の女性ダンスグループがあった。その名も“バックダンサーズ”。この物語はその彼女らのサクセスストーリー。
 そして2002年、後にバックダンサーズのメンバーとなる女子高生のミウ(平山あや)とよしか(hiro)は、18歳未満入場おことわりのクラブでの夜遊び中に警察に補導され、高校を退学させられる。行き場を失った二人は、同じくクラブを閉め出されたジュリ(長谷部優)に誘われるまま、例の空き地、通称“ムーンダンスクラブ”で踊り始めるのだった…。

 監督はテレビ出身の永山耕三。『東京ラブストーリー』に代表される90年代トレンディードラマブームを支えた一人。本作では肝となる音楽プロデューサーも兼任。
 バックダンサーズの面々に若者に人気の平山あや、hiro、ソニン、サエコの女性アイドル四人。全編通して華麗なダンスを披露してくれる。

 ダンスシーンの迫力を除いて、内容ははっきりいって薄い。言っちゃなんだが、「これだからテレビ出身監督は」と評したいくらい軽薄。
 でも、でもね、でも憎めない、無邪気な快作なんだな、これが。

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2006年9月16日 (土曜日)

【映画評】時をかける少女

何度も映像化された名作をアニメーション作品として現代的に焼き直して生まれた青春映画の金字塔。

【満足度:★★★★★】(鑑賞日:2006年8月13日)

 紺野真琴(声/仲里依紗)は、ちょっとおっちょこちょいだけども脳天気な高校二年生の女の子。放課後には親友の間宮千昭(声/石田卓也)、津田功介(声/板倉光隆)とともに野球遊びに興じる毎日。
 夏休みが近づいてきたある日、真琴はあることをきっかけにタイムリープ能力(時間跳躍能力)を身に付ける。食べ損ねたプリンを食べに戻ったり、小テストでいい点を取ったりと、くだらないことのためにタイムリープして面白がっていた真琴だが…。

 監督はアニメ業界では知る人ぞ知る細田守。
 原作は筒井康隆の同名SF小説。すでに幾度も映像化されているが、今回の再映画化は、初のアニメーション。舞台を現代の東京に移し、主役の少女も原作の芳山和子から紺野真琴に世代交代させてのオリジナルストーリー。
 昭和44年(1969年)生まれの筆者にとって『時をかける少女』といえば、時のアイドル・原田知世が尾道を舞台に時をかけた大林宣彦監督による映画版『時をかける少女』(1983年)をまず思い浮かべるが、昭和42年(1967年)生まれの細田監督も大林版の洗礼を受けたのはまず間違いないだろう。

 いやあ、凄い
 最初『時をかける少女』が再映画化されると知ったとき、正直「なんで今さら」と思った。しかし今にして思えば、すでに何度も映像化され、古典と呼んでも差し支えないこの題材に挑んだ細田監督には、再映画化、アニメーション化への絶対的な自信、勝