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2004年7月12日 (月曜日)

【映画評】U-571

大西洋を舞台に極限状態で繰り広げられる潜水艦戦争アクション大作。

【満足度:★★】(初掲:2000年9月14日 映画徒然文集

 第2次世界大戦真っ只中、ドイツが誇る高性能潜水艦UボートのU-571が大西洋での戦いの末に故障、本国ドイツへ応援の要請を打電した。
 その情報を掴んだ連合軍は、U-571から当時解読不能だった暗号器「エニグマ」を奪取するという極秘ミッションを旧型潜水艦S-33のベテラン艦長・マイク・ダルグレン大佐(ビル・バクストン)に命じる。
 S-33の副艦長・アンドリュー・タイラー大尉(マシュー・マコノヒー)は実力は認められながらもダルグレン艦長からの推薦を受けられず、艦長に昇進できないわだかまりを抱えていたのだが…。

 なんとも不思議なリアリティを持ったドキュメンタリータッチの戦争アクション大作。潜水艦映画と言った方が通りはいいだろう。
 いまどきの戦争映画でありながら声高に戦争反対を掲げるでなく、かといってアメリカ万歳の娯楽志向とも違う。ここで描こうとしているのは極限状態に置かれた男たちの戦いぶりそのもの。
 と、同時に精神的な脆さが弱点だった副艦長・タイラー大尉(マシュー・マコノヒー)の成長記でもある。

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