【映画評】メトロポリス
手塚治虫の初期作品を映画化した未来都市SFアニメーション作品。
【満足度:★】(初掲:2001年6月3日 映画徒然文集※)
いきなりだが、「手塚治虫って、こんなにつまんなかったっけ?」と思ってしまうほど、かったるい。とにかく手塚治虫らしさを詰め込もうとしたのが裏目と出たのか、散漫さがつきまとう。
ストーリー重視ではなく、未来都市“メトロポリス”の世界観を見せようとしているのはわかるのだが、それにしても展開の焦点が定まらない。テンポも悪くて、2時間弱の上映時間がえらく長く感じた。
クライマックスは一気に捲くし立てるが、それまでが積み上げが甘いから、唐突な印象を拭えない。
テーマにしても、原作が発表された時代背景にある科学万能思想を考えれば、さすが手塚治虫先生の先見の明と褒められなくもないが、現代のクリエイターたちが原作の秀悦な世界観を借りてオリジナルのストーリーを再構築するのであれば、21世紀を迎えた“今”の答えがあってもよさそうな気もする。が、そこまでは踏み込めていないから、ありきたりの印象しか受けない。
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